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コラム
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東京都では、既に決定した固定資産評価額を21年度にむけて、見直しするとの方針が決定したとの事です。之は、評価額を上げる為の措置では全くなく、反対に3年間分の上昇額を去年後半~本年は下落しているとの判断より、下げる事が既定方針になったという意味にほかなりません。 日本不動産研究所、全宅連、各企業の地価変動判断も全てマイナスをしめしているこの現状に政府、財務省、経企庁等が何等関心をもっていないのも面妖な気がします。バブル前後の社会状況を身を以って経験した私にとって、土地価格が下がるという現象は、経済に少しでも良いところは無いと考えます。 現在の経済状況は、インフレーション化の景気後退局面(スタグフレーション)にあると考えます。インフレーションはコストプッシュインフレ(原材料、資源価格等高騰が原因)とディマンドプッシュインフレ(マーケットに於ける実需、需要増等が原因)がありますが、今は典型的な前者のインフレーションであり、実質給与等が上昇してない為、消費性向が下振れする現在の景況を考えれば、地価の下落は継続すると予測されます。尚、経営状況が良好な不動産各社もこの秋までは模様眺めしている事に留意すべきでしょう。 |
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コラム
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前回、公示価格とサブプライム問題、金融庁の引き締め等様々な問題について申しましたが、今回はJリート市場、私募ファンド、不動産市場等について言及したいと思います。 去年7月迄、Jリート市場を支えてきたのは主に海外資金であり、サブプライム問題で急速にこの資金が流出、停滞した事に起因し、私募ファンド物件を運用期間後、Jリート市場での売却が難しくなってしまいました。同時に評価基準の改正と金融庁の検査の厳格化等、前回お話した様な事もあって、急速に不動産市場は冷え込んでしまたわけですが、もう1つ、ノンリコースローンによる資金調達が、当該証券市場の冷え込みをうけて、海外資金が先細りになった事も原因として挙げられると思います。 私募ファンドは、これまで、Jリートへの売却を出口戦略として想定していたのですが、内容の悪い物件のファンドは投資法人の解散、新規上場の延長といった様な事態が現実に起きています。次回は更に今後の影響と不動産市場について述べる事にしましょう。尚、国土交通省は認めていませんが、この3~4年間における、都内の商業地価格の高騰は全くファンドバブルと認識する必要があるでしょう。 |
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コラム
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公示価格は全国的には、上昇しました。然しながら、公示価格で使用された取引事例の多くは、去年10月以前のもので、7月以降の金融庁の引き締め、5月以降のサブプライム問題による金融、証券の動揺を的確に反映しているとは限りません。少なくとも東京23区は7月以降、土地需要及び土地取引は冷え込み取引価格も下落していると考えていいでしょう。 サブプライム問題に起因する米国の土地価格下落と時を同じくして、10年以上、上がり続けてきたロンドンの土地価格も急激に下がってきたとの事です。之は東京、ロンドン、ニューヨークだけに限定される事でしょうか? 去年と今年、大阪、名古屋、広島等地方大都市に所在する商業地の鑑定をしましたが、既に価格調整局面を去年の春頃から迎えているとの感触を得ました。もしかすると、土地価格下落が世界的に起こるかもしれません。 サブプライム問題の根深さとドル暴落の可能性等様々な要因を考慮するとこの先6ヶ月間の土地価格の変動は、予断を許さないものになる事に留意すべきでしょう。 |
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コラム
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公示価格及び前回お話した路線価の上昇傾向に合わせて、3年に一回見直しをしている土地の固定資産評価に言及したいと思います。去年もお話しましたが、公示価格も路線価及び土地の固定資産評価については、全国的にほぼ同じメンバーの不動産鑑定士がその行政地域の鑑定地点を担当しています。土地の固定資産評価額は公示価格ベースのほぼ70%を基準としますが、鑑定評価額は、以上の3価格何れも同じ評価基準で算定します。 では、来年度の土地の税額はどの様に変動するのでしょうか? 公示価格、基準地価格が公的評価の基本ですから、3年間の変動が概ね、土地の評価に連動すると考えて間違いありません。今回3年間の上昇が都内では、どうやら、渋谷神宮前の約2.8倍が最高となる予測です。渋谷、港区全域で2倍以上の評価となる予測があります。尚、税額自体は、負担調整がありますので、ダイレクトに2倍3倍とはなりませんが、大幅な上昇となる事に留意すべきでしょう。 |
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